掲示板事件簿

このコーナーは掲示板でのやりとりの面白いものを抜粋しています。(将来、本にでも?)

40  たんぽぽ

タンポポ     投稿者:与っちゃん  
 去る3月30日大洲小学校の転勤される先生方の、送別会がありま    した。 末娘がお世話になったこともあり私も出席いたしました。

 始まって一時間ほどがたち、いつもの光景ですが、ひな壇に並ばれた転任される先生方の前には、お世話になったお礼を言おうと黒山の人だかりでした。 
  PTA会長(富永晃可君)がG先生の前に行った後、私の席に走り寄りこう言いました。「
たんぽぽは、唄ってくれないんですか?」と先生たちがいっておられます。 なんとかなりませんか。必要ならば私が楽器を取りに行きます。と!
  
 たしかに昨年の送別会には、退職される校長先生がおられて、PTAが送別の歌として唄いました。 あれは退職される校長だから・・・とも言えませんが、もう酔っちゃんになってて、家まで帰って楽器を用意して爪(爪をきらないとギターは弾けません)を切り、楽譜を用意して歌詞まで何とかしなければなりません。
  
 富永PTA会長の、なんとか唄ってあげたいの形相に「そうですか!では稲ちゃんを呼びます」と言わざるをえず、30分後には嬌声と喧騒のなか、私一人が会場の隅で素面になり、寂しげにギターのチューニングをする人でした。

 その後65名の大合唱になり、その余韻でしょうか異例とも思われる 先生方も含んだ35名の2次会大饗宴が延々深夜まで続きました。

 解散の挨拶の後「唄っていただきたい」といわれた先生が私のところへ来られて「お願いがあります。ずっと唄い続けたいので、さきほどの楽譜を頂けませんか」との依頼があり、お渡しいたしました。

 その後仕事に追われ、真新しい制服を着た新入生を街で見る事はありましたが、卒業した小学校のことは一段落し、末娘の持って帰る中学校の資料を見いってた頃、1通の封書をいただきました。 

 それはあの「たんぽぽを唄って」と要望された先生からで、送別会のお礼と儀礼的に行われる送別会が忘れられぬ良い思い出になったこと、まだ若いので少しは不安があることなど書き記(しる)されておりました。

またこうも書かれておりました。

 新任地に初めて行った朝、駐車場の隅に
たんぽぽが自分に向かって微笑んでおり、今までの仲間が励ましてくれている気がしたとも。

 せっかく良い気持ちで酔っちゃんになっているのに、とも思った送別会だったですが、主役は間違いなく送られるひとで、唄ひとつでこうも良い思いでが出来るきっかけになったことが本当に良かったなとしみじみ思っています。

”たんぽぽ”って例のやつ? 投稿者:猪川伸一郎
 久し振りの投稿です。仕事で頭の中がいっぱいで、書き込みする
    余裕がありませんでした。それでも一日に数回掲示板はしっかりと    拝見させて戴いてます。
 
今日は、久し振りに事務所にてパソコンの前に座ってのんびりしています。
やっぱり、人は気持ちに余裕をもってないとだめですね。
おこりっぽくもなるしね〜。掲示板もさまざまな方が登場してきて大変楽しいですね。

 ところで”与っちゃん”
たんぽぽといやぁ〜 非常に懐かしい
大洲ロータリークラブおじん合唱団をよんでくれたら参上したのに残念!
例会の欠席が多い今日このごろですが、18日は出席できるとおもいます。