掲示板事件簿

このコーナーは掲示板でのやりとりの面白いものを抜粋しています。(将来、本にでも?)

@ 一寸法師と神父と牧師

伸ちゃん私にも教えて! 投稿者:中川 義博  
 一寸法師と言いますがあの方がなぜ法師なのでしょう。我がロータリーの藤木和尚様にもお伺いしましたが、謎はとけずじまい。

もうひとつ
神父様と牧師様の違い?ずいぶん気になって食事もとれません

お答えします 投稿者:大木繁雄  
 大洲ロータリークラブでは例会時「奉仕の理想」を歌っていますが、
その昔は
「奉仕」という漢字は使っておらず、「法師」と書きました。

つまり、
ちょっとした奉仕が出来る人を「一寸法師」と尊敬の意味をこめ
呼びました。

また、一寸した奉仕を毎日続けていきますと、奉仕が身に付きます。

昔の人は充分に
奉仕の心が身についた人のことを「付く付く法師」と言いました。

でも、年の初めに「奉仕をしよう」と決意した人も夏の終り頃になると気持ちが失せてきます。

そんな時、耳を澄ませると庭の方から
「♪つくつく法師〜付く付く奉仕〜♪」の大合唱が聞こえてきます。

そこでまた決意を新たにします。

今年の夏の終わり、
「つくつくほうし」を見つけた時には、アミで捕らないで「一寸法師」を思い出し、その心を子供たちに伝えましょう

そうすれば、春のおとづれとともに
「法師子」となって芽を出します。

中川さん、あまり人に言わないでください。


たいしたもんです 投稿者:藤岡周二  
 久々に笑える掲示板です 伸ちゃんハウステンボスありがとうございます
大木ガウスは画伯じゃなくて博士を狙っているのだろうか

かなり説得力のある説法でした。完全に信じてしまいそうです。
ものすごー勉強になりました 

う〜むまいった 投稿者:猪川伸一郎  
 たった今、中川さんと一緒でして、「伸ちゃんしらべてくれてる?」
ときかれたので「うん、やってるやってる」と答えて帰ったところです。

掲示板をあけたら、う〜ん大木氏みごとな答えじゃ。
法師はよくわかり申した。じゃが
神父と牧師がわからぬままではないか?


好評に付き 投稿者:大木繁雄  
  皆さん、お褒めいただきありがとう。
ここで調子にのるのが悪い癖。
では
「牧師」と「神父」の違いをお教えしよう。

「牧師」とは教会の教職であり指導者ですが、「牧(僕)」という
ぐらいですから男性です。 

それもカリスマ性が必要ですから、髭を蓄えた健康でたくましい男性的な人が適任とされました。

しかし、いくら戦争の悲惨さを説いても、歴史が示す通り人類は戦争を繰り返したのです。

当然のことながら、健康でたくましい人材がだんだん少なくなってきます。

そこで登場したのが、
「花嫁」のように、華奢でうつくしい「牧師」です

しかしどうみても本来の
「牧師」のイメージとはかけ離れていたので、

牧師」とは呼ばず「神父(新婦)」と呼んだのです。

 人に話して怒られても、
「僕(牧師)」らん〜

今日も雨、 投稿者:片岡 康雄  
 ハウステンボスに始まり、一寸法師、果ては牧師、神父にいたる説明恐れ入ります。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥との教えが我が家の教え、また一寸利口になった気がします。

続きは「雨の降る日は」に続く