●釣り紀行 | ☆ | 釣り大会 | ☆ | 藤岡周二会員 記 |
10月17日(日)ロータリーのメンバーだけで釣りに行ってきました。 こういった段取りは、親睦委員会ということで私のところにまわってきました。そもそもは、三瀬さんにうながされてまとまった段取りではありましたが、張本人はもとより、あてにしていた片岡さん木下君と有力なメンバーが抜けていくなか、釣りは20年ぶりという桝田さんが加わり楽しい釣りになりました。 メンバーは、山下尚貞、川畑、桝田、城戸、筥下、藤岡の6名。 朝5時30分集合を前目5時に変更したのだが、川畑氏には連絡がつかない。宮下、城戸、桝田の3氏は5時5分前には集合し、弁当、ビールを買いに走る。 5時27分まで待ったが現れない。川畑氏は無断欠席扱いとして、出海に向けて出発。 大魚を予想して1トントラックで出発。 山下氏はすでに港でタバコをふかしながら待っておられた。心配の残る川畑氏は舟に荷物を積みこんでいる間に到着。出航に間に合った。(さすがはロータリアンだ。) 5分後、舟は釣場に到着。”オィやっていいぞ〜"のかけ声が船頭さんからあがったが、だれも仕掛けをおろさない。それもそのはず、今から仕掛けを作るのである。 この仕掛けづくりが大変である。皆さん落ち着いたもので仕掛けが出来上がるまでどっしり待っていらっしゃる。手が動くのは山下所長と私の二人だけ。 何とか出来上がり、釣り座も決まり”さびき"をつけて投入れという段になって20年ぶりの桝田さん“さびき"がわからない。ビニール袋から取り出す前にもつれてしまった。 船頭さん…はよ、せ〜よ! 今釣らんと釣れるときないぞ〜!』・・・・・ しかし、何と一番竿、アジを釣り上げたのは桝田さん、6時30分であった。. 桝田さんに釣れたので入れ喰いになるかと思いきや、後が続かない。 さすが、山下氏ポツポツと安定した釣果を上げていくなか城戸さん宮下さんの声があまり聞こえない…川畑氏は、山下氏の隣で黙々と仕掛けを降ろしていくが桝田さんと仲良くもつらしあいを繰り返している。 何となく船頭さんの顔がひきつっている. 。なぜだろう?。 回りを見渡すと他の船は順調に竿を曲げている。我々の船だけ不調である。別に船頭さんのせいではないのだが…・・・…。そんな中、宮下さんの前で釣っていたKさん。 顔は笑っているがこわばりかけている。 ”周ちゃん!船を岸に着けてもろてやあ!”ウーン?…船頭さんウンチするから港に帰ってやー。 これには船頭さんも参った。どうやら……で船を帰すことはないらしい。懸命にKさんに仕方を教える。「こうやって…お尻を船から出して…ここ持って…あ〜やって……・・・…と」 1分1秒でも釣らないと船頭のメンツにかかわる。船頭さんも必死だが、もっと必死なのはOOさん。皆が笑い転げるなか笑顔の内側には油汗がにじむ。 船頭さんもあきらめて船は港に一直線。船足の早いこと早いこと、4分足らずで港に。 Kさん、落ち着いた歩調でトイレに向かう(津島での体験を恩い出していた藤岡君だった…。) 何とか、釣ってもらいたい船頭さん、いつもは連れていかない穴場へ船を着ける。 しかしここは素人には難しい根がかりの名所。”気をつけてすぐに浮かせよ〜"と言うまえに全員が根がかりしてしまった。 アハハハハ・・・・しかし、ここでは結構釣れた。 ・・・と言っている間に”さびき”が無くなったと桝田さん手をとめてしまった。 ウッソ〜! 昨目、6人分で20組を買ってきた仕掛けがない。 「サビキを買うから港に帰ってもらえますか?」もう、何も言わない船頭さん……だまって自分のとっておきのサビキを7〜8本出してくれた。 これまでの釣果は1人3〜4匹、桝田さんは大きなホゴの3連、30・25・20pを含め8匹、ごきげんである。 川畑氏があまりにもおとなしい。隣の山下氏も川畑氏に気づかっている。 聞いてみると「・・まだ一匹も釣っていない」 なんと(川畑氏は自分でじゃみえさまで揃え仕掛けも自分流のものでやっているはずだ…)ボウズのはずはない……と思うのだが・…・・。皆で川畑氏の応援をしながら内心目分がボウズでないのを喜んだ。 横をみると、宮下さんの手が動いてない。あまりにも釣れないので、誰かが釣り上げるのを見てから釣るそうだ。 この落ち着きはボウズでない余裕か?それとも船酔いか? 雨の落ちそうな気配でそろそろあがろうか・・・と言うことになったが、Kさんまたまたやってくれました。片付けをしようと海水を汲んでいたバケッのロープを離してしまった。 宮下氏と二人で大笑いしている。 タモを持っていったときはもう5mも沈んでいる。あ〜あ一もう、いらんことせんでええのに………しかし、まだ船頭さんは.気付いていない。 さあ、港に着いて船頭さん、気の毒そうに『2万5千円・・・』 いやいやそれじあいけません!サビキ代もあるし、それにバケツ代も・・・。 余分目に受け取ってもらった。船頭さん「こんなお客さん初めてじゃ だいたい釣ろうという意欲がない」最後まであまり釣果のすすまなかったことに気がねする船頭さんに『我々が悪いんです」となぐさめの言葉も忘れずに! 皆で仲艮く分けあってクーラーボックスに入れた。 1人に4匹づつ、何と1匹2,500円のアジであった。 いや、川畑氏は遠慮して。2匹しか車に積まなかった。 川畑氏には朝からさんざんな日曜日であったかもしれませんが、 何とも面白くおかしな楽しい釣りでした。 当然、またやろうという話も出ました 藤岡 記 |
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