釣り同好会 

投稿 趣味の一つ 片岡康雄会員
ライオンズクラブの浜田さん画像お借りします
 広くて浅い私の趣味の中で、最近釣行がおもしろくなっている。釣といっても波止とかで釣る胴付きか、サビキ釣りといった、いわばCクラスの釣りである。
少々のコマセと少々のさしえを買って長浜周辺へ時々出かける。サオの長さだけたらして釣る時もあれば、ウキをつけて少々沖へ投げる場合もある。
魚はゼンゴアジに(産まれて間もないアジ)いわし(弱い魚・鰯)メバル・海タナゴ・ハゲ・チンブク・ツバクロ・グレコ(グレの子供)等々、いわゆる五目釣りである。

 サオ先やウキで感じる魚のアタリで魚種を予想する。糸を巻き上げ、水中の魚が見える頃が何ともいえ・ない楽しみである。魚種と大きさに喜んだり、がらかりしながら、時闇のたつのも忘れて熟中する。釣りそのものも楽しいが、家に帰りたとえ小さい魚でも、それを料理しての食事も楽しみである。

 我が家は、今ハゲを一番好物にしている。キモをまぜてフグのようにしてサシミで食べるのであるが、これが非常に美味である。

 時々、友人に誘われて南の方へ舟釣りに行ぐ。養殖いかだの周囲でタイなどを釣る。よく太った大きなタイが釣れるが、持ち帰って食してみるとアブラがのりすぎておいしくない。潮の流れの少ない湾の中で、養殖のえさのこぼれで育ち、運動不足のいわば遇保護なタイに味がのらないのだろう。私も少々中年太りの気配がある。

食べすぎ、飲みすぎ、運動不足、南のタイにならないよう気をつけるか……。