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わが国が拡大政策をとり始めた戦前において外資の獲得に最も貢献したのが蚕糸業であった。稼いだ外資で富国強兵が計られたのはご存知の通り。
祖父が明治34年に生糸・繭・副産物商を開業、大正4年に親子で生糸工場を設立、我々の代には昭和40年に絹織物工場を開設した。時代の要請により、昭和55年(織物工場に翌年)現愛媛蚕糸工場設立まで稼動した。
その時点で製造業からの撤退を余儀なくされた。
当時からの国内業界との永いつながりの中で絹織物の商いは今も続いている。その間これからの時代に不可欠となるであろう情報機器関連業界にも手を染め現在に至っている。
「役に立ってこそ幸せ」これが私の好きな言葉である。
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