ちょっといい話
  啓   蟄

  泣Jタオカ商会 社長
     片岡 康雄
☆☆☆☆

 3月6日は啓蟄の日である。土の中で眠っていた虫たちが土から出て来て行動を始めるらしい。暦の上で本来の春が来たということであろう、もっとも、暦は中国でできたもの、緯度的にみても2週間位の差があるので日本での啓蟄は実質3月20日頃ではないだろうか。

 北の国では、雪がとけて流れるあのせせらぎの音で春を感じるとのこと、我々の四国では、土手などで子供達が
“つくし”などを採るすがたを見て、春の到来を感じるようである。

 そういえば奄美諸島など南の島では、
ハブ即ち“まむし”が冬の眠りから覚めて農作業の人にガブリと噛みつき、そのニュースが島中に伝わり始まると、『ああ、島にも春がきたなあー。』と感じるようです。こういう様子をみて、現地では英語で“スプリング ハブ カム”というそうです。なにはともあれ啓蟄の時期、日頃運動不足のロータリアンの皆さん少し外に出て体を動かしてみてはいかがでしょうか?